M o v i e
|
観てきました。「東のエデン 劇場版T The King of Eden」 テレビシリーズが終わってまだそれほど経っていないので、DVDも最初の方しか出ていない作品でした(※訂正・全部出てました。)が、この劇場版はまさにテレビ版の最終話の続きから説明無しで始まります。 なので、テレビを見ていない人には話の内容はさっぱりだと思います。さらに3月上映予定の劇場版Uは今回の続きから始まるっぽいので、それだけ見たらもっと訳分からないかもしれません。 (小説版とフィルムコミックが出ているので、テレビ版見てない人はそれらを先に見ておく事をお勧めします) という、最近の映画にしては珍しく知らない人置いてきぼり状態ですが、それだけの対価はありました。 100臆円をチャージされた特殊なケータイを渡された12人の人物が、それを使って日本を変えるという使命を負わされ、成功した人だけが助かり残りは消される・・・ 主人公森美 咲はワシントンでそのケータイを渡されたうちの一人、滝沢 朗と出会うが、滝沢は記憶が無い・・・というのがこの話の導入です。 作中に映画ネタが多いのが東のエデンの特徴の一つです。導入部に関しても「ジェイソンボーン」シリーズを思わせる始まりだし、グラン・ブルーっぽい映画が出てきたり、毎回映画ネタが何かしら出てきます。 もちろん劇場版もしっかりありました。 テレビシリーズで一応の話は完結しているものの、細かい所で謎のままだった部分があったり、話としてこの先ゲームはどうなるのか・・・と気になっていたところが徐々に明らかになっていくのが普通に良いです。 そして新たな謎・・・Uへと続く物語、まさに続編物としての正当な作りです。 ちなみに神山健治監督は、「押井塾」という押井守監督が若手演出家を育てるために開いていた塾の塾生の一人で、その後「攻殻機動隊SAC」の監督に大抜擢され、一気にこの攻殻で有名になった人ですが、師匠の押井監督の最新作「アサルトガールズ」ももうすぐ公開です。こっちも楽しみです。 |