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『劇場版 のだめカンタービレ 最終楽章 前編』
[感想 -COMMENT-]

この前篇では主に原作の「ル・マルレ・オケ」編を展開していました。

あいかわらず、キャスティングが面白いです。
やっぱりターニャはベッキーにしか見えない!とか、そこでなだぎ武をもってくるのか!とか・・・

さらっと読み返して観た所、原作では13巻から17巻(18巻の冒頭?)くらいまでの内容を、マルレオケの話を中心にまとめた感じになっていました。
原作を観てみると、実際はかなり話をはしょっている事に気が付きます。

(先にドラマで放送された、モーツァルトマニアなブルターニュでののだめ初リサイタルの話も、原作では15巻の中で、並列して展開されています)

壮大で複雑な展開が続く原作の話を、ある程度重要な話を中心にまとめて分かり易くしているのは「20世紀少年」も同じでしたが、どちらの映画もこのまとめ方が非常に上手く、原作との違和感をあまり感じないのは流石でした。


原作は既に完結しているので、後篇の話は18巻から23巻という事になります。
次回予告を見た限りでは、途中まではわかりませんが22〜23巻の辺りをフィナーレに持ってくるのはほぼ間違いないと思います。

前篇の流れから行って清良とかRuiの話は出てきて、真一の親父の話は省略される気がします。(既に前篇でも省かれていたので)

後編は4月・・・まちきれません


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