M o v i e
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映画「OCEANS(オーシャンズ)」観てきました。 11人の仲間とともにラスベガスのカジノの金庫を破るお話・・・ではありません←殴 それは、ある少年の一言から始まった。 「海ってなに?」 この映画は、最新テクノロジーを駆使して世界の7つの海に生息する洋生物達の姿を追った、海洋ドキュメンタリーフィルムです。 予告のクジラとイルカが気になって観に行ったわけですが、他にもいろいろと出て来てどれも圧巻です。 そして撮り方がどれもかっこいい。まるでスターウォーズの冒頭の戦艦のように登場する巨大エイ、アバターの惑星パンドラでも見られないクラゲの大群。そしてイルカ、マッコウクジラ、セイウチの親子・・・どれもこれも凄い撮り方です。 また、図鑑でしか観る事の出来なかったマニアックな生物の動く姿も見る事が出来ます。 しかしそれ以上に驚いたのが、この映画に込められたメッセージ性です。 思いの外、「映画」になっていました。 前述の海洋生物たちの映像に、メッセージ性の高い映像も所々紛れていて、それが思いの外ショッキングでした。 エンドクレジット後にわざわざ注意書きのテロップが出てくるくらいなのですが、そうまでしてでも伝えなければいけないメッセージがこの映画にはあるのです。 ただのアクアリウム映画だと思っていたら、「不都合な真実」や「グリーンピース」や「フカヒレ」について、思わず考える事になってしまいました。 大作娯楽アクションもいいですが、「キャピタリズム」といい「オーシャンズ」といい、こういう映画が上映されていると、シネコン捨てたものじゃないとも思えます。 |