M o v i e
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「サロゲート」見ました。 サロゲートとは何かと言うと、「身代りロボット」なんて表現していますが、ぶっちゃけそれはどう見ても「アバター」です。 「アバター」が軍事用だけでなく、日常世界の中でふつうに使われるようになった世界での出来事を描いたのが「サロゲート」です。 その世界で、本来では絶対安全だったはずのアバターが破壊され、アバターの中に入っていた人間が死んでしまうという事件が起こります。 その謎を解こうとするのが、我らがNY市警のジョン・マクレーン・・・ではなく、ブルースウイリス演じるグレア捜査官です。 でもなぜか若くて、しかも髪ふさふさ。 そう、ブルースウイリスの「アバター」なんです。 現実のグレア捜査官は、自宅に設置されている装置の中、そこで「アバター」を遠隔操作しているのです。 感覚的には「アバター」とか、「マトリックス」や「アサルトガールズ」にも近いといえます。 この映画では、アバターがより日常的になったらどうなるか・・・という事をシニカルに描いています。 「アバター」が魅力的であればあるほど、現実世界とのギャップを感じていき、「アバター」の世界から抜け出す事ができなくなるのではないか・・・それこそがこの映画のテーマのような気がしました。 面白かったのは日本語字幕が「アバター」と同じ戸田さんだった事と、アバターと同じ時期に公開しているという事です。 そして監督はかつてT3(ターミネーター3)を作っていて、アバターのキャメロン監督がT2の監督だったという事でしょうか。 皮肉にも程があります。 |