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『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』
[感想 -COMMENT-]

映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」観ました。

僕がよく聞くpodcastのコンテンツに小島秀夫監督の「HIDECHAN! ラジオ」というのがあり、その中の「本の話をしよう」のコーナーの中で(第6回だったかな・・・)小島監督が絶賛していた小説が「ミレニアム」でした。
podcastでは特に、第2部後半から話のスケールがどんどん大きくなって凄い展開になるという話だったので、気になっていました。

この小説は全3部作ですが、それぞれが上下巻あるので全部で6冊が出ており、なかなか読む気になれなかったのですが、今回第1部が映画化されて日本での公開となったという事です。
映画の方は第1部の方はあまり気にしていなかったのですが、既に見たマイミクさん達が映画版の方を絶賛していたので、興味が出て見て来ました。

全世界で既に2500万部だか売れていて既に凄い人気があるのですが、作者がこの3部作を書き終えてから亡くなってしまっているそうです。

映画の方は、何十年か前に大企業の娘が行方不明になって、真相も犯人もわからないまま迷宮入りになってしまった事件を主人公のジャーナリストが調査するという犬神家的なミステリーなのですが、これが予想以上になかなか面白かったです。

撮り方も上手くて、スウェーデン映画ですがハリウッドと言われても違和感無い感じで、「羊たちの沈黙」を彷彿させる感じです。
この作品が単館系だけで公開されるのは勿体ない、骨太の大作です。

ちなみに、上映時間が2時間半な為かスタッフロール途中で帰って行く人が多かったですが、途中で帰らない方が良いです。



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