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アニメ映画「宇宙ショーへようこそ」 映画の内容は、現代の小学生5人が助けた犬によって突然宇宙につれて行かれる事になったはいいけど帰れなくなって、何とか地球にかえろうとする話です。 舛成監督・倉田脚本のコンビ作品はネットで話題になってましたが、どれも気になっていつつも今までちゃんと見た事がなかったので、どんな感じなのか楽しみでした。 変なキャラクターがいっぱい出てきますが、アクションあり笑いあり感動ありで、この映画はマニアックに観ても見れるけど一般向けにも宇宙好きにも十分期待を裏切らない映画で、実に面白かったです。 それでいて現代の世界への社会的メッセージがちゃんと含まれていますね。 遺伝子組み換え食品とか。 さて、以下マニアックな方の感想を少し。 --------- ストーリー的には映画版ドラえもんとかしんちゃんとかピクサーとか千と千尋とかのアニメ作品と同じ流れで、日常から始まって非日常世界に行き、そして戻って来るという流れです。 が、それでいてちゃんとSF設定は細かく作り込まれています。 絵柄は最近のアニメ風ですが、かつて「宇宙船サジタリウス」とかあさりよしとおの漫画「宇宙家族カールビンソン」とか変な姿の宇宙人がいっぱい出て来てホームドラマを展開していく話が好きだった自分には、この世界観はツボでした。 あの乗り物はまんま「銀河鉄道999」だし。 あと、ロケットを作ってる親父のエピソードを見て笹本祐一の小説「星のパイロット」を思い出してふと懐かしくなりました。たぶん自分だけだと思いますが。 ---------- |