M o v i e
|
DVDにて『海角七号:君想う、国境の南』という台湾映画を見ました。 レンタル屋で探してましたがツタヤもゲオも見つからないので、『INCEPTION』と一緒に買ってしまった訳で。 内容は簡単にいうと台湾の南の端、恒春に日本のアーティストライブが決まり、その前座に選ばれた素人集めのバンドがステージに立つまでのドタバタコメディです。 見所はその前座バンドのボーカルになった台湾人(阿嘉)と通訳スタッフとなった日本人女性(友子)との恋愛の話がメインですが、そこに終戦の時にある日本人が台湾人女性に送った手紙の話が絡んできて、その話が最後に合わさって感動のラストへと繋がっていくといった感じです。 前半は笑えて後半泣けるという映画でした。 中国語、台湾語、日本語が入り混じって、まさに現代の台湾が描かれているという感じがします。 田舎町の厳しい現実も描かれていながら、でも観終わってから爽やかな感じになれます。 なんといっても中国語と日本語を同時に話す田中千絵の演技に魅了されました。 そしてラストのおばあちゃんの姿にも泣かされます・・・ |