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『あしたのジョー/塔の上のラプンツェル/トゥルー・グリッド』
[感想 -COMMENT-]

「あしたのジョー」

言わずと知れた名作ボクシング漫画を、山下智久主演で実写化した映画。
山Pのジョーと伊勢谷友介の力石がなかなか雰囲気出てます。
それ以上に香川照之の丹下は素晴らしい。
香里奈は香里奈にしか見えませんが。

ボクシング漫画の古典的名作の実写という、やたら高いハードルですがうまく出来てます。
クロスカウンターとか力石の減量とかの名シーンから、刑務所のあたりとかまでちゃんとやってくれたのがいいです。
年末のヤマトとは対照的に、展開がゆっくりしてて、刑務所の件りから丁寧に流れを追っていたので、これは2時間で最後までいかないだろうと思ってたら・・・やはり。
続編も作ってくれる事に期待です。


「塔の上のラプンツェル」

ディズニー制作のCG映画です。

グリム童話の「ラプンツェル」を元にして、ピクサー的なアレンジで仕上げた感じのアニメです。
ピクサー単体ではやってくれない王道ファンタジーでありながら、シナリオにも画面作りにも細部まで職人的こだわりに感動しました。
ピクサーとディズニーのいいとこ取りな感じですね。
それでいて今回、ユーモアのセンスも良いです。
マキシマス(馬)が最強過ぎます。時々馬というより犬になってましたが。

3D版日本語吹き替えで見ました。
今回のはミュージカル部分までありますが、日本語ローカライズが完璧です。さすがディズニー。

それと、3Dの演出が上手かった。

関係ないですが、スタッフロールを観ていて気がついた事
2重になっていない部分が立体で手前に見える部分で、眼鏡なしだと2重になって見える部分が奥に見えるということに気がつきました。
では飛び出してくるのは眼鏡なしでどう見える部分なのか・・・は謎のままです。


「トゥルー・グリッド」

コーエン兄弟により、リメイクされた西部劇です。
父親を殺された14歳の少女マティが、保安官コグバーンを雇って、敵討ちに行くという話です。
マティ以外は男ばっかで濃い映画でした。

見事なまでにがっつり西部劇でしたが、ジェフ・ブリッジスの存在感が凄いです。
観てて思ったのは、「メタルギアソリッド」が映画化されたら、ビッグボスの役はジェフ・ブリッジスがぴったりだという事です。


それはそうと、スカパーで「ユア・マイ・サンシャイン(韓国映画)」がやっていて途中から観てました。
なんか世の中残酷です。



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