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『エンジェルウォーズ』
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「エンジェルウォーズ」

ザック・スナイダー監督のSFアクションです。
といってもSFなのは主人公の妄想ですが・・・。

ストーリーは、主人公のブロンド少女(一応成年)が性悪な義理の父親によって精神病院に収監されてしまうのですが、そこが実は表向き精神病院で裏では収監された女性を売春させているというとんでもない施設で、5日後に金持ちのパトロンが来ると主人公が客の手に・・・となってしまう。
それまでになんとか脱獄しないといけない・・・というお話です。

収監された辺りから主人公が妄想をし始め、現実と非現実が交錯していきます。

現実世界=ほぼモノクロの映像
精神病院内での、主人公の妄想の世界(娼館)=暖色系の色味
さらにその中で主人公が踊る時に見る妄想の世界(SF)=青系・暗めの色味

と分ける事で、世界観を分けていて、
なんとなく「インセプション」に、「シャッター・アイランド」を足した感じの不思議な世界を作り出していました。
それにしてもザックスナイダー監督は変態ですが、アクションシーンの作りは凄いです。
電車の中で、敵のロボットと戦うシーンはワンカットの中でカメラワークが変わりながら、派手なVFXで次々と敵を倒して行く様子はなかなかでした。



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