M o v i e
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『トランスフォーマー/ダームサイド・ムーン』観ました。 シリーズ3作目の今回は、1972年にアポロ17号が最後に月に降り立ってから誰も月に行っていないのは政府が月で「何か」と遭遇したのを隠しているためである・・・という都市伝説を、実際のNASAの映像をVFXで加工して本気で実写映画にしてみた・・・という所から始まります。 アポロ11号の月面着陸の裏には極秘任務が隠されていて、実は月にはオートボットの秘密兵器が隠されていたという事が発覚し、それを巡って人類とオートボット対ディセプティコンの戦いが始まります。 マイケルベイ監督というと、カッコいいカメラワークと音楽とのシンクロしたスピーディーな編集、さらに派手な爆発とカーチェイス・・・という感じで、俗に言う「MTV世代」の人なのですが、今回の最新作でも相変わらずカッコいい映像です。 前作までヒロインだったミーガン・フォックスが降板となって、新ヒロインとしてロージー・ハンティントン・ホワイトレイが起用されています。 ネットの情報をみると持ち前の口の悪さが災いして降板させられた感のあるミーガンと違って、こちらは優等生っぽい感じがします。 それよりも自分は1の時に出ていたマギー(民間ハッカーチームの女性)とグレン(マギーの友人の天才ハッカー)が再登場してくれる事の方を期待していたのですが、今回も居なかったです・・・レノックス大尉(2で少佐、現在はNEST大佐)とか元セクター7のシーモア・シモンズとかは相変わらず健在のようです。 トランスフォーマーは1の時からIMAX対応になっていましたが、今回初の3D映画だったのですが、アバターのように3Dの効果を強調するような画面構成ではないので立体感で凄い感動するという程ではないです。 (というかIMAXでなく、TOHOの3Dシアターで観てるのでIMAXで観ると違うかもしれないですが。) しかし、あの複雑なメカの動きが普通の3Dでもちゃんと観れる事を考えると、昨今の技術の進歩は凄いという気がします。 後半はアクション映画というよりもはや殆ど戦争映画と化していて、やたらクライマックス感が漂いましたが、タイトルのDark of the Moon(月の暗闇)とかを考えてもあえて3部作完結という感じを出していないので、シリーズとしてまだ続けるのではないかという気がします。 (BADBOYSUも後半殆ど戦争映画と化していたので、きっとマイケルベイ監督にとってこれくらいが続編物での普通な終わり方なんだろうという気がします) |