M o v i e
|
− 1月 − ■001 青の祓魔師★★★ ・TVアニメの続編で完全新作の映画版でしたが、全体的にまとまりがよくてさすがA1ピクチャーズという感じではありますが凄いメッセージ性があるとかは特にないまあ普通のアニメです。 ■002 <円谷英二の凱歌 東宝特撮伝説1>キングコング対ゴジラ ★★★ (ロイヤル劇場・昭和名作シネマ) ・やっぱりゴジラ・円谷特撮は日本の伝統文化だといった感じですね。 ■003 トワイライトサーガ ブレイキングドーンPart2 ★ ・話の内容は空っぽだが、映像美だけでクオリティを上げてる感じ。 前作(前篇)の出来が神がかっていただけに、がっかり感が半端有りません。 オチもなんだかなぁ・・・ ■004 KARASIA 2013 HAPPY NEW YEAR in TOKYO DOME(ライブヴューイング) ★★★★★ ・東京ドームで2日間行われた公演のライブビューイング。 ちょうどツアーとツアーの間でセットリストが新旧バランスとれてて素晴らしい。 ■005 ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝 ★★★★★ ・年末年始映画で一番面白かったかもしれない。 物理法則ってなんだろう・・・と考えさせられる映画です。 ■006 <円谷英二の凱歌 東宝特撮伝説1>モスラ ★★★ (ロイヤル劇場・昭和名作シネマ) ・やっぱりモスラ・円谷特撮は日本の伝統文化だといった感じですね。 ■007 LOOPER ★★★ ・この設定ならもっと面白く出来そうな気がするという感じでしたが、そこそこまとまりは良かった。 コンスタンスにこういうSFは観たいのです。 ■008 EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.(3回目) ★★★★★ ・この時点で3回目ですが、見れば見るほど面白い。 というより、完全にファン向けに作ってあって一見さんお断りで好きな人だけ楽しんでくださいという作りになっているんですねという事がわかりました。 ■009 渾身 ★★★★★ ・あまり話題にならなかったですが、隠れた名作でした。 無口な主人公がクライマックスの戦いで感動させてくれます。 ■010 孔子の教え ★★★ ・数年前に台湾に行った時にポスターを見て気になってた映画です。 話自体はオーソドックスな伝記です。 ■011 TED ★★★ 映画そのものは面白かったけど、最近人気出過ぎなのが納得いきません。 だって所詮はテディベア人気にあやかってるだけのパロディ映画ですぜ・・・ ■012 EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.(4回目) ★★★★★ ・このあたりから劇場側も、何回も観に来る人を狙って週ごとにノベルティを変えてくるようになってきました。実際毎回違うポストカードもらえました。 − 2月 − ■013 さよならドビュッシー ★★ ・微妙な出来でした・・・ ■014 DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る? ★★★★ ・去年の前作が出来が神だっただけにちょっとマンネリ感がでてきたし、あっちゃんの卒業にばかり焦点をあててて、全体的な視点がすくなくなってしまってましたがそれでも面白い。 まさかこのあとあまちゃんブームがくるとは。 ■015 マメシバ一郎 フーテンの芝二郎 ★★★★ ・佐藤二郎とマメシバさえいればあとは何も要らないんだという潔さが良い。 HK(変態仮面)よりこっちの方が個人的には好き。 ■016 ダイ・ハード/ラスト・デイ ★★ ・あの放射能中和装置はいったい・・・ ■017 劇場版 とある魔術の禁書目録−エンデュミオンの奇蹟− ★★★★ ・TVアニメの続編で完全新作の映画版でしたが、全体的にまとまりがよくてさすがJCスタッフという感じです。 でもアイドルの部分は蛇足感。 − 3月 − ■018 ジャンゴ 繋がれし者 ★★★ ・やはりタランティーノは一見まじめそうに作ってあっても結局はジャンル映画になるんだなあという感じ。 映画自体は嫌いではないがいちいちタランティーノのドヤ顔が見える気がしてなんか悔しい。 ■019 アルゴ ★★★★ ・実話といいながら見事なまでのギリギリアクションでハラハラドキドキ感を演出してきっちり娯楽エンタメ映画に仕上げてますが、そこがまたアメリカらしい。 ■020 機動戦士ガンダムUC episode 6 宇宙と地球と ★★★★ ・4話と5話の出来が最高で、クライマックスに繋ぐ溜めの回なので伏線回収とラストへのひっぱりでもう一つ感はありますが、流れなのでこれはこれでしょうがない。 出来自体は相変わらず凄いクオリティです。 ■021 燃えよ!じじぃドラゴン ★★ ・いわゆる同窓会映画なので、香港映画好きならもっと楽しめたかもしれませんが、いかんせん神山さんの知識不足。 ■022 柳生一族の陰謀★★★ ・時代劇。じゅうべえくえすとというファミコンのゲームがあったなあと思い出しながらみてました。 ■023 シュガー・ラッシュ ★★★★ ・「シュガーラッシュ」他、メインのゲームは架空のアーケードゲームですが、実際のゲームキャラクターもかなり出てきて、カプコン(ベガ)とかコナミ(MGS)とかはともかく、権利にうるさい任天堂とかセガまでいっしょくたに出てきてるのはなかなか凄い。 さすがディズニー。 ■024 クラウド・アトラス ★★★ ・一回目見た時は、音楽の付け方が素晴らしいなあという感じでした。 ■025 だいじょうぶ3組 ★★★★ ・これも隠れた名作。 というかキャストがいい。子供達の表情も良い。 いまだにトキオの太一君のラジオ番組でこのDVDがプレゼントになってるが、テレビドラマでもいいから乙武君と太一君の組み合わせでもっと見たいという感じ。 ■026 クラウド・アトラス 2回目 ★★★★ ・2回目見た時には、全体に渡って細かく張り巡らせられている布石と伏線を探して楽しめる映画でした。 − 4月 − ■027 クラウド・アトラス 3回目 ★★★★★ ・3回目見た時には純粋に音楽を聴いて楽しんでいた。 この映画の音の付け方は最高です。 ■028 船を編む ★★★ ・良い映画でした。主人公とヒロインの付き合い始めるまでの件をもう少し深く掘り下げてほしかった。 ■029 ライジングドラゴン ★★★ ・これで最後と言っておきながら来年もがっつりジャッキー映画が出てきますが、それはそれで・・・ ■030 リンカーン ★★ ・スピルバーグという事で期待していたものの、普通の映画だった。 リンカーンという人そのものは日本人にはそこまで響かないし、スピルバーグならもっと出来るハズ、という事で評価低め。 ■031 セディック・バレ 第一部・太陽旗 ★★★★ ・日本人ですら誰もしらない霧社事件の話ですが、最近のぬるい恋愛映画ばかりの台湾映画の中にあって、壮絶なアクションを魅せてくれた傑作でした。 前篇クライマックスの襲撃シーンは映画史に残る事まちがいない。 ■032 セディック・バレ 第二部・虹の橋 ★★★★★ ・後半は戦争物という感じになっていきますが、集団自決シーンはなかなか残酷です。 八重の桜でも同じような展開になっていましたが、歴史とは残酷です。 ■033 ジャッキー・コーガン ★★★ ・初期のタランティーノ的なクライムサスペンスで、結局何がしたいのかわからないという映画ですが、こういうタイプは最近よく見ます。アメリカで一定の需要があるのでしょう。 − 5月 − ■034 変態仮面 ★★★ ・面白かったけどテレビの深夜枠な感じで、 映画としてそこまで世間で評価されるほどでもないかなと。 ■035 藁の楯 ★★★ ・日本なのに堂々と台湾の新幹線に乗ったりと、ツッコミどころは多いものの三池監督らしいアクションで普通に楽しい。 「悪の教典」が良すぎたからちょっと期待しすぎた感。 ■036 アイアンマン3 3D吹替え ★★★ ・安定のマーベルヒーロー物。 今回途中で出てくる子供がいい味出してる。 ■037 アイアンマン3 3D吹替え(2回目) ★★★ ★ ■038 (新・午前十時の映画祭)レイダース 失われた聖櫃<アーク> ★★★ ・今見てもやはり名作だった。メインテーマが流れる時にテンション上がる。 ■039 人間の証明 ★★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・すげーおもしろい。 こういうの見てると昔の日本映画の方が勢いがあって面白いじゃないかという気になる。 ■036 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点 ★★★★★ ・すげーおもしろい。 今の日本映画だってまだまだやれるんだよという制作陣の男気を感じる。 ■037 (新・午前十時の映画祭)2001年宇宙の旅 ★★★★★ ・所見の時はレンタルビデオ屋で借りてきたノイズだらけのビデオテープをブラウン管テレビで見たのですが、これを劇場でまた見ることが出来るとは思ってませんでした。 ■038 蘇る金狼 ★★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・すげーおもしろい。 こういうの見てるとやはり昔の日本映画の方が勢いがあって面白いじゃないかという気に・・・。 ■039 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ ★★★ ・TVアニメの続編で完全新作の映画版でしたが、テレビアニメも観てないのでネタバレ前回でしたがそれでも面白かった。やはり時空SF物は上手く作ると面白い。 − 6月 − ■040 犬神家の一族 ★★★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・リメイク版は監督ご存命の時にリアルタイムで劇場で拝見しましたが、その時でも既に観客は年配の方ばかりでした。 まさかオリジナル版が劇場で見れるとは。(といってもテレビではしょっちゅうやっているが) ■041 私のオオカミ少年 ★★★ ・最近のレトロブーム+オオカミブームに上手い事のっかって作った感じでした。 パク・ボヨンがかわいいのでそれだkで十分です。 ■042 クロユリ団地 ★★★ ・ホラーっぽ宣伝してたけど実際はホラーではなく怪談を現代的に再解釈した悲劇で、もう一つなにか欲しいという感じですが、気が狂ったあっちゃんの鼻歌がそのままエンドテーマに繋がっているという演出は個人的に好き。 ■043 オブリビオン ★★★★ ・こちらも第9地区の監督という事で公開前に期待感が高くなりすぎた感はあるものの、SFアクション映画として水準以上のクオリティになってると思う。 というより、今や2001年宇宙の旅くらいの画面つくりはVFXで普通につくれちゃうよというのを見せつけられた感じがして、時代の変化にちょっと悲しくなる。 ■044 復活の日 ★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・なんだかよくわからないがとにかく凄い・・・というのと、役者の演技の勢いに押されてトンデモな世界でもつい納得させられてしまう感が深作監督らしくてさすがです巨匠。 ■045 エイリアン ★★★ (リバイバル上映・モレラ) ・作品自体は凄く好きです。でもビデオで何回も見てるので★3つ。 ■046 エンド・オブ・ホワイトハウス ★★ ・ホワイトハウス映画第1弾もう一個の方とごっちゃになって内容がよく思い出せない・・・ ■047 建築学概論 ★★★★★ ・スジ可愛いスジ可愛いスジ・・・・という感じ。 これも韓国の最近のノスタルジーブームの流れで作った感じ青春映画ですが、全体的に昔の大林監督の尾道三部作的なノスタルジー感の出し方がなんだかとても良い。 ■048 グランドマスター ★★ ・ウォン・カーウァイが作ると武侠映画もやっぱり芸術映画っぽくなってしまうなあという感じ。素直にアクション映画として観たいのです。 ■049 インポッシブル ★★★★★ ・津波のシーンが凄くて、そっちばっかり印象に残ってしまいがちですが、その後の浦沢直樹漫画的すれ違いの連続展開も良かった。 ■050 エイリアン2 ★★★ (リバイバル上映・モレラ) ・作品自体は凄く好きです。でもビデオで何回も見てるので★3つ。 ■051 ハナ 奇跡の46日間 ★★★★★ ・ハ・ジウォンとペ・ドゥナの二人が北と南で互いに協力するというだけで胸アツですが、試合のシーンの演出もしっかりしてて、スポーツ根性ものとして普通に出来が良くて、名作。 ■052 黒部の太陽 ★★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・黒部ダムを作る人たちのプロジェクトX物。 「サンダカン八番娼館 望郷」の熊井啓監督、三船敏郎と石原裕次郎の共演、420トンの水タンクからの放水シーンで本気で逃げる役者陣と、もう何がなんだかわからないがとにかく凄い。 上映時間は長いけど、それだけの価値ある長さ。 ■053 10人の泥棒たち ★★★★★ ・ 韓国・香港の有名俳優達がダイヤモンドを巡ってソウル・香港・マカオ・釜山で派手なアクションを見せてくれる贅沢なケイパー物。 前半は最近のハリウッド的韓国映画、後半は香港アクション、そして最後にはまた一ひねりという、贅沢な映画でした。 − 7月 − ■054 絶叫学級 ★★★ ・ホラーというよりは怪談なのですが、原作はリボン連載の少女漫画。 最近の少女漫画はどうなっているんだ・・・とそっちがちょっと心配になる。 アイドル映画でもあり、川口春奈はこの後連ドラに出まくってるがことごとく低視聴率でうちきり・・・というのを知ってしまうと悲しい。 もう一人の娘は「桐島部活やめるってよ」にも出てたが、桐島とは、全く違うタイプの性格で出てて、比べると面白い。 ■055 真夏の方程式 ★★★ ・ガリレオシリーズの新作で、物理の科学で真犯人を探す推理ミステリー。 意外と普通に映画になってる感じ。というか意外と良かった。 ■056 モンスターズユニバーシティ ★★★★ ・前作とはあくまで別物として単発の作品という形にしながらも、ちゃんと前作との繋がりもさりげなく入れてあって、完成度が尋常じゃなく高い。 それでいて今回の大学でのバトルというのがまた面白くて、最高。 クライマックスには昔のホラー映画オマージュまでぬかりなく入っていて、きっちり子供から大人まで楽しませてくれて、さすが・安定のピクサー。。 ■057 嘆きのピエタ ★★ ・色んな意味で後味が悪いのが売りのキム・ギドク監督。 清渓川ってこんな恐ろしい所だったのか・・・と絶望的な気分になります。 ■058 ハングオーバー!!!(3) 最後の反省会 ★★ ・1と2がバリバリのコメディだったので同じような感じになるかと思いきや、意外と真面目に終わった。 コント見ようと思ってチャンネルをドリフに合わせたらたまにやるまじめな寸劇だった時の感じ・・・。 ■059 風立ちぬ ★★★★★ ・宮崎駿の新作が観れたというだけでももう満足で★5つなのだが、内容も良かった。 ここ最近の宮崎アニメと違って、ナウシカの原作漫画を初めて読んだ時のような感覚。 そして戦争は否定するが喫煙は肯定するってやつですね。 ■060 ワイルド・スピード EURO MISSION(6) ★★ ・アクション映画としては普通に派手派手なアクション満載なのだが、こんなんワイルドスピードじゃない。 車が好きな人が観に行く映画なのに、戦車が車を踏み潰していくとかもうイヤガラセです・・・ − 8月 − ■061 モンスターズ・ユニバーシティ(2回目) ★★★★★ 2回目を見て思うのはキャラクターの作り方、個性の付け方、その個性を話の中に活かす演出の見事さ・・・という感じ。 ■062 パシフィック・リム(2D字幕版・モレラ) ★★★★ ・結果的に今年一番のお祭り映画になった。 マコの親は日本刀の刀匠で、イェーガーにチェーンソードを取り付けたのはマコだった。 それがソードで切り付けた時の「家族の為に!」の意味だというトリビアを知ってへえと思った。 「益代&由美子剣」がマコの実家なのかは知らないが。 ■063 連合艦隊 ★★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・特技監督:中野昭慶の特撮映像が素晴らしい。 太平洋戦争に関してちゃんと戦いを描いた映画が少ない中、貴重な資料としての側面でも名作なのだが、普通に役者の演技、特撮映像共に出来が良すぎ。 永遠の0の前に見ておくべき映画だとおもう。 ■064 The Terror Live ★★★★ (韓国・新村MEGABOX) ・ハ・ジョンウ主演のサスペンス。 ハ・ジョンウがDJをやっているラジオ番組の生放送中に爆弾テロの犯人を名乗る人から電話がかかって来て、実際に目の前で麻浦大橋が爆破されるという状況から始まって、そのまま犯人とのやりとりを生放送する事になる・・・という話。 むちゃくちゃ面白かったので早く日本で公開すべき。 ■065 ウルヴァリン:SAMURAI(4DX-3D・韓国語字幕) ★★★★ (韓国・新村CGV) ・初の4DX体験は韓国CGVでした。 日本ではウルヴァリン4DXでやらなかったので観ておいてよかったかも。 日本が舞台の映画なので日本語シーンも多いが、韓国では簡単な日本語は聞き取れるようで、日本語会話で字幕のついてない部分も多かった。 「ディスイズ、ラブホテル!」は今年一番の名言だった。 ■066 スタートレック・イントゥダークネス(3D字幕) ★★★ ・JJエイブラムスらしい派手な映像と早い展開で思いっきり現代風にアレンジしながらも最後のナレーションとかあえてそこだけ昔風なワープの演出とか、昔のスポックがちゃんとでてくるとか、昔のファンにも気を配ってるのはさすがです。 ■067 パシフィック・リム 2回目 ★★★ (109シネマIMAX-3D吹替) ・IMAXでも見た。これに関してはやっぱり4DXがぴったりだったのでIMAXじゃなくてもよかった気がする。(一回見てるし・・・) ■068 ホワイトハウス・ダウン ★★★★ ・ホワイトハウス映画が2回あったせいでどっちがどっちかいまいち覚えていなかったりしますが、こっちの方は女の子が最後まで巻き込まれてハラハラさせられる上に最後にちゃんと見せ場があって良くできてた・・・気がする。 ■069 パシフィック・リム 3回目 ★★★★★ (中川コロナ4DX-吹替) ・4DXで見たら全然違う。これはもはや映画ではなくアトラクションという感じ。 4DXは画面に合わせて椅子ががっこんがっこん動くのでバトルシーンが楽しくて仕方ない。アクション好きにはたまらない。 4DXの企画は韓国の会社が開発しているので、日本やアメリカの規格に縛られてないやりすぎ感があって良い。 そのうち規制が入ってヌルくなっていくだろうから今のうちに楽しんでおいた方がいいかもしれない。 − 9月 − ■070 ワールド・ウォーZ(字幕) ★★★ ・ゾンビ大移動。後半が諸事情により当初の予定と違う形での公開になってしまったらしいのですが、 そのせいで後半しょぼい。 ■071 ガッチャマン ★★★ 嫌いじゃないけど、ガッチャマンである必然性はない。 逆に言うと、完全オリジナル物でやってたら世間の評価ももう少しよかっただろうに・・・ ■072 劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 ★★★ (茅野愛衣舞台挨拶付) ・テレビの総集編に新作カットを加えたものですが、なんで放送から2年たって総集編の映画化なのか謎。でも元のクオリティが高いから再評価という感じかな。 ■073 劇場版 ATARU ★★★ (TOHOシネマズ舞台挨拶中継付) ・意外と面白い。木村ひさし監督は堤監督の助監督出身だから、細かい所でギャグを入れていく演出が継承されてます。 TVの回想シーンがあるならまだいいが、さっき見たシーンの回想がいちいちくどい感じ。 ■074 怪盗グルーのミニオン危機一髪(3D吹替) ★★★★ ・出来は素晴らしいが、韓国語音声じゃないので★一つマイナス。 ヒロインがちょっと頭おかしくて最高。 ■075 キャプテンハーロック(2D) ★★ ・作ってる人たちの「ホントはガンダムがつくりたいんだよー」的なスタンスを感じる。 CGのクオリティ自体は高いのでたしかにこういう絵でガンダムも観てみたいとは思うが・・・ ■076 ガメラ 大怪獣空中決戦 ★★★★ (ロイヤル劇場昭和名作シネマ) ・特技監督・樋口真嗣の名を世界に知らしめた平成ガメラ3部作の1。 当時、日本の特撮はとうとうここまで来たか!と感動したものだが、それ以降パッとしなくなってしまい、樋口監督に至っては岩井俊二の「リリィシュシュのすべて」で主人公のおやじ狩りにあってカツアゲされる役をやってたりとなんか人生色々だが、「のぼうの城」でまた実力のあるところを見せてくれたので、次回作「進撃の巨人」ではぜひガメラを超える迫力の映画を期待したい。 ■077 エリジウム(字幕) ★★★★ ・エリジウムとオブリビオンがごっちゃになってたらしく、オブリビオンにエリジウムの感想書いてしまっていたがある意味だいたいあってる気がして、まあいいかと。 第9地区の監督という事で公開前に期待感が高くなりすぎた感はあるものの、SFアクション映画として水準以上のクオリティになってると思う。 というより、今や2001年宇宙の旅くらいの画面つくりはVFXで普通につくれちゃうよというのを見せつけられた感じがして、時代の変化にちょっと悲しくなる。 ■078 ラブレイン 運命の恋 ★★★ ・テレビの総集編なのだが、もともとテレビの方も劇場のフレームで作ってた気がするのでそんなに違和感なく見れるかなと思ったけどやっぱりソースがTVだから思ったよりアップが多い。 劇場版追加カットはスタッフロール時に流れるNGシーン集のみ。 全21話のテレビドラマの総集編なのにこの前半は第4話の過去篇ラストまでしかいれてないので、割とこの過去篇は普通に話が繋がってみれる。 ■078 ザ・タワー 超高層ビル大火災 ★★★★★ ・タワーリングインフェルノを現代風にアレンジしたら面白くなるというのは誰もが考えることではあると思うけど、911以降ビル崩壊描写をこういう映画ではっきりやるのは自粛しようという流れで、誰もがやらなかった。 そこをなんの遠慮も躊躇もなく堂々とタワーリングインフェルノを韓国版にリメイクして、しかもビル倒壊シーンは思いっきり911そのものというこの潔さ。 ちゃんと堂々とやっているから消防士さんたちがテラかっこよい。 さすが韓国映画です。 スピルバーグのロストワールドを彷彿させるガラス渡りシーンも素晴らしい。 ■079 ウルヴァリン:SAMURAI (2回目・日本では1回目) ★★★ (2D・日本語字幕) ・韓国で見ていたのだが韓国字幕だったのでようやく日本語字幕で見れた。 英語だけで見た時と字幕の意味がだいたい合ってたのだが、英語だけの時には赤毛の女が何の意味があるのかよくわからなかった・・・どうやら未来を見る能力があったらしいと字幕で初めて知った。 でもやはりウルバリンの「イングリッシュ!(でしゃべれと言って殴る)」のシーンは何度見ても最低で最高です。 ■080 マン・オブ・スティール(2D字幕) ★★ ・後半の怒涛のアクションシーンはかなり凄いのだが、いかんせん前半がかったるい。 説明セリフが長すぎる上に特に盛り上がる展開もない。 でもこれはしょうがない、マーベルが上手いのはちゃんとアメコミと映画を別物として、映画は映画の世界観の中で完成度を上げている事で、結果的に本来別物のコミックのキャラクターと実写のキャラクターが上手くリンクして立っているのだ。 でもこのDCのスーパーマンはアメコミの世界観をそのまま映像として再現している感じなので、アメコミ独特の長い説明セリフとか場面の繋がりの解りにくさまで映画で再現してしまっているが故に、映画単独で見るとなんか違う感じになってしまっているのだ・・・と分析してみた。 − 10月 − ■081 ラブレイン後編 禁じられた愛 ★★★ ・全21話のテレビドラマの総集編で、前編では4話までしかやっていないのでこの後編で残りの話数を全部消化しなくてはならなくて、物凄い強引な編集になっていて、さっきまで付き合ってたと思ったらもう別れてまたすぐ付き合ってとわけわからないがそれはそれでなんだか楽しい。 韓国ではコケたと韓国人の友人が言っていたのですが、日本では映画館お客さんいっぱいいたしグッズで高い宝石を売っていたので、こっちでがっつり稼いでください。 ■082 パシフィック・リム (4回目) ★★★ (中川コロナ4DX・字幕) さすがに4回目ともなると飽きてきました。 例えるなら、凄い上手いカレー屋があって毎日通ってたらちょっと飽きてきた感じに似ている。 ていうかそれが普通か・・・ ■083 コードギアス 亡国のアキト 第2章 ★★★ ・これもTVアニメのOVAで完全新作のシリーズなのだが、なかなかに出来がいい。 後半のアクションシーンはCGを上手くつかってグリグリ動くロボアニメになっていて、パシリム程の予算がなくても日本には才能あるアニメーターがたくさんいるのでまだまだ大丈夫。 ■084 クロニクル ★★★ ・前評判が以上に高いので期待して観に行った。 マニアの間で大友克洋!大友克洋!と騒がれてたのだが、個人的にはCLAMPの劇場版Xの方が近い気がする。(たとえ監督はその気で作ってなくても・・・) というかこれこそ日本人の監督が撮らないと行けないタイプの映画だったのだと気付いた。 ■085 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 ★★★ ・クロニクルもある意味魔法少女だったが、そのオマージュ元である大友克洋を生んだ日本のアニメ界の最新作はもはや精神分裂症一歩手前の狂った背景に萌えキャラという極限までストイックな映像表現にまで達していると分かった。 モレラのグッズコーナーに人が並んでいる(しかもそれで上映が遅らせられる)のを初めて見た。 − 11月 − ■086 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語(2回目) ★★★★★ ・最近では週替わりでノベルティが変わるという商法が定着しつつある気がするが、これも最初行った時にはミニ色紙だったが後から観に行くとフィルム。 ■087 42 世界を変えた男 ★★★★ ・アメリカの全ての野球チームで永久欠番となっている42番の背番号、ジャッキー・ロビンソンの活躍を描いた映画。 この、「42番が現在も永久欠番となっている」という事実がなければ普通の映画なのだが、この事実を思い出すたびに普通の場面でも泣ける。事実すげ。 ■088 悪の法則 ★★★ ・なんか微妙な感じで良いんだか良くないんだかという感じだったのだが、宇多丸師匠のムービーウォッチメンを聞いたらなるほどそういう事だったのかと納得できた。解説してくれる人大事。 ■089 SPEC 〜結〜 漸ノ篇 ★★ ・テレビシリーズの映画版で、完結編。 でも前後編の前編なのだが、明らかに前編はいらない。 CGは後編にほとんど回してる感じだし、話的にも後編までほとんど動かない。 なんとなく、最初は後編のみを劇場公開してこっちはテレビのスペシャルで前座的にやる予定だったのが急遽こっちも劇場公開になったのではないかと感じるくらい安っぽい。 ■090 トップをねらえ!劇場版 ★★★★★ (アリオ八尾・トップをねらえ!祭り) ・なぜかアリオ八尾で開かれてたトップをねらえ祭りのメインを飾る劇場版の映画館公開。 元の公開の時は東京まで観に行きたかったけど行けなくて残念だったので、まさか今回見る事ができるとは・・・と感動。 ■091 KARA 2nd JAPAN TOUR 2013「KARASIA」ツアーファイナル公演ライブビューイング ★★★★★ ・KARAのセカンドジャパンツアー最終神戸公演の生中継。最後だけにファンとスタッフ一同によるサプライズ演出が凄い。 そして脱退が発表されているわけではないが、ニコルの涙。 場内終了のアナウンスが流れている中での止まないダブルアンコールと、後世に伝えたい公演でありました。 − 12月 − ■092 SPEC 〜結〜 爻ノ篇 ★★★ ・完結篇の後編。後編の方はCGがいっぱい入ってて、そこそこ悪くない出来に仕上がっていました。 謎の韓国人役でイ・ナヨンが出ていたのだが、結局ホントに謎のままだった。 ちなみにウォンビンは出ていない。 ■093 キャプテン・フィリップス(字幕) ★★★★★ ・ソマリアの海賊と闘う船長の話。 世界中で話題のソマリアの海賊といってもたった4人でぼろ船で追いかけてくるというのも凄いが、それと戦うサラリーマン船長の奮闘ぶりも海版ダイ・ハード的なカッコよさ。 そして後半は軍隊出動になってからのアメリカ軍の圧倒的な存在感に恐れ、アメリカ軍を怒らすと怖いんだぞという感じで、いろんな意味で凄い。 DVDになった暁にはぜひ副音声に池上彰の解説付きでお願いします。 ■094 ゼロ・グラビティ(3D字幕) ★★★ ・宇宙行ってみたらホントはこんなとこだった映画。 あさりよしとお先生の漫画「アステロイド・マイナーズ」第2話「軌道上教習」を読むと、宇宙ステーションへのドッキング時に物理的にどういう動きをしていたのかという事がわかるのでおすすめです。 ■095 47RONIN(2D字幕) ★★ ・忠臣蔵のハリウッドリメイク。 なぜか47士の中にキアヌリーブスが混じって一緒に闘ってるトンデモ映画。 どうせなら討ち入りシーンでキアヌがキラの寝所までいって布団の中に手を入れて「あたたかい・・・まだ近くにいるぞ!(英語)」といって、壁が回転して秘密の抜け道が出てくるというシーンを見て見たかったが残念ながら無かった・・・ ■096 SMTOWN WEEK GIRLS’ GENERATION “Marchen Fantasy” ライブ・ビューイング ★★★★★★★★★★ ・今年から始まった少女時代のSMタウンウイークという単独ライブ。 韓国、KINTEXからの生中継を映画館の大スクリーンでライブビューイングが観れる日が来ようとは。 それだけで大満足なのですが、特に今回のセットリストは最近のライブとは違う曲が多くて、特別な公演という感じがしてまた更に良かった。 そして映画館の方にも全く告知がなくて、MCは全て韓国語で字幕も通訳もなしという突き放しっぷりに、ほんとにファンしか来なくていいんだなあというくらいの扱いにも拘わらずちゃんといっぱいお客さんが入っていたので安心しました。 今年の終わりに良いもの見させていただきました。 ■097 夢と狂気の王国 ★★★ ・スタジオジブリの、風立ちぬとかぐや姫の物語の制作過程(主に宮崎駿)を追ったドキュメンタリー。 明らかに映ってる時以外はラジオ体操してないのがバレバレな監督とか、このドキュメントの監督にしろジブリスタッフにしろ、宮崎駿監督の周りには美人の若い女性しか近くに居させていなかったり、男性のスタッフはゼロ戦の事をちょっと聞いたら監督が不機嫌になったからそれ以上聞けなかったとかいってるしという、人としての宮崎駿監督のダメな所を映しつつも、庵野監督に決める時とか、引退宣言の密着している中、やっぱりこの人まだ作りたいんだなという感じとか、子供っぽさも映してる感じ。 ■098 FLU 運命の36時間 ★★★★★ ・前半はウイルスによるパンデミック映画、後半はホロコースト映画という、一粒で2度おいしいパニックスリラー。 普通のパンデミック映画はWHOの調査結果にもとずいてシュミレーションしているとかよく書いてあいますが、逆にこちらは最初に堂々と「フィクションです」と出てくる。 それだけに、むちゃくちゃな展開に振り切ってくれていて、韓国こえぇーとなる。 ちょうど韓国に行った際に上映していたのですが、やはり見ておけばよかったと後悔・・・ おそらく映画史上最も後味が爽やかなホロコースト映画。 ■099 永遠の0★★★★★ ・ゼロ戦パイロットだった主人公の祖父がなぜ特攻に志願したのかという謎を解いていくという話し・・・のように見えて、実際はゼロ戦が主役で、ゼロ戦がカッコよく戦う映画。 タイトルもゼロだし。 主人公は最初司法試験に落ち続けてやる気がなくなっている若者ですが、祖父の話を聞くうちにゼロ戦パイロットに憧れを持っていき、自身で調べて行くうちに主人公はミリオタとして覚醒していきます。 臆病者と言われながらも実はエースパイロットだったと知った祖父の姿を、ミリオタ的な描写でカッコよく妄想してしまうのです。 もともと主人公は部屋の中にプラモとかある人なので、巨大試作MAに搭乗するジオン兵とかと重ね合わせているのかもしれませんが、それ故に映画全体の戦闘シーンはカッコいい。 特にクライマックスの、米軍艦に突撃するゼロ戦の姿はむちゃくちゃカッコいいです。 でも、勝戦国に気を遣う人達にこの映画は戦争を推奨していると言われるのを避けるために、家族を大事にしてるとか、反戦的なメッセージを前面に出すことでなんとなくまとめてます。 連合艦隊を見ておくと予備知識が増えて良いと思います。 ■100 REDリターンズ★★★ ・1も見たはずだがあまり覚えていない。 イ・ビョンホンとブルースウィリスがかっけえ。 あと、イ・ビョンホンが運転してヘレン・ミレンが銃を撃つCMのシーンがなかなかにかっけえ。 欲をいえば最初のコストコの中でも銃撃戦が見たかったなー。 |